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休日出勤手当が出ない!手当が発生しない理由とは

2018.02.10

コラム

休日出勤手当が出ない!手当が発生しない理由とは

休日出勤手当がない!
休日に出勤したのに出勤手当が支給されていない、といわれたことはありませんか。働く側からすると雇用側にクレームをつけたくなる事態ですが、休日出勤の手当が支給されない場合にはいくつかの理由があります。

外国人労働者を雇用する場合にはトラブルにつながりかねないのでここで休日出勤手当が支給されない事例をしっかりと確認しておきましょう。

休日と休日出勤手当
そもそも「休日」とはどのような日を指し、「休日出勤手当」というのはどういった状況で発生するのでしょうか。

労働基準法では企業側は労働者に少なくとも1週間に1日の休日を与えなくてはならないと定められています。これを「法定休日」といいます。法定休日の他に企業が定めた休日のことを「法定外休日」と呼びます。

法定休日に労働者を働かせる場合には通常賃金の35%増しの賃金を支払う必要があります。これが休日出勤手当と呼ばれるものです。

休日出勤手当が発生しない事例
労働者が休日に働いているにもかかわらず、休日出勤手当が発生しない場合には以下の様な場合が考えられます。

1.労働者が管理者にあたる場合
休日出勤をする労働者が職場の管理者にあたる場合には休日出勤手当は支給されません。

管理者とは出社、退社、勤務時間に厳しい規定がなく、地位にふさわしい待遇を与えられている人が該当します。経営者と同じ立場で仕事にあたる人といえます。

ただ、労働時間が一般労働者と変わらない、手当が支給されない、決済など管理面の権限がないなど形だけの管理職の場合には管理者とみなされない場合もあるので注意が必要です。

2.基本給に休日出勤の賃金が含まれている場合
企業によっては、支給される基本給にあらかじめ一定額の休日出勤の賃金が含まれている場合があります。

いわゆる「みなし残業代」と呼ばれるものです。「基本給20万円うち3万円は固定の残業代とする」といったような規定がある場合が当てはまります。

こうした場合には残業代や休日出勤の 時間外労働の額が規定額を超えないうちは休日に出勤したとしても残業代は支給されません。

3.振替休日が与えられている場合
法定休日に労働させる場合に前もって別の日を休日に指定して働かせることがあります。この休日のことを「振替休日」と呼び、休日出勤手当の対象にはなりません。

ただ、この振替休日と混同されやすい制度として「代休」があるので注意が必要です。予定外の休日出勤などのケースで出勤後に代わりの休日を与える場合が代休です。

この場合には休日出勤となるので休日出勤手当の対象になります。この代休と振替休日に関してはしっかりと規定しておかないと働く現場での扱いがあいまいになる可能性があります。

ポイントとしては休日出勤の前に指定できるものが振替休日ということになります。

就業規則を確認することが大切
以上の様なケースの場合には休日の勤務であっても休日出勤手当は支給されません。ただ、労働基準法の規定により、1日の労働時間は法定労働時間の8時間、1週間のうちでは40時間以内であることが原則です。

振替休日が与えられている場合であっても法定労働時間を超える場合には残業手当、22時から翌日5時までの深夜労働にあたる場合には深夜勤務手当の支給が別途必要になります。

(残業代に関しては労使間で変形労働時間制などの規定がされている場合は支給対象とならない場合もあります。)

休日出勤については、自社の賃金にみなし残業があるか、残業の規定はどうなっているかなど賃金規定や就業規則、労働者との契約内容についてあらかじめ確認しておくことが大切です。

これから外国人労働者を雇用する場合に、労使間の賃金のトラブルに発展しないためにも採用時にしっかりと説明しておきましょう。

(画像は写真ACより)
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