「おもてなし」を意識させる、外国と日本の文化のギャップ|外国人雇用のことなら外国人総研

TOP  コラム  「おもてなし」を意識させる、外国と日本の文化のギャップ

「おもてなし」を意識させる、外国と日本の文化のギャップ

2018.12.19

コラム

「おもてなし」を意識させる、外国と日本の文化のギャップ

日本が世界に誇るおもてなし
日本のサービスは世界でも評判になる程丁寧なことで有名です。また、街や公衆トイレ、飲食店などどれをとっても衛生状態は悪くないことで知られています。

海外旅行をする日本人が多くなった現代では、海外と日本の違いを直接感じたことのある人も少なくないはずです。日本だったら有り得ないと思えるような接客態度に腹を立てたり、不衛生な現場などを目の当たりにしたりして改めて日本の良さを認識したという人もいるはずです。

日本人にとっては当たり前だと思えるような丁寧な接客に見られる精神は「おもてなし」という言葉で表現でき、昔から日本人に根付いています。東京オリンピックの誘致をきっかけに世界中に「おもてなし」という日本語が広まり、日本文化として紹介されることもあります。

おもてなしとは、見返りを求めることなく心を込めて顧客にサービスを提供することです。日本に来た外国人の中には、日本のサービスを受けて出身国との違いに驚き感心する人もいるでしょう。

日本サービスと海外の意識の違い
サービスを受ける側の場合、おもてなしの精神は嬉しく感じられるかもしれません。しかし、海外では日本のようなサービスは一般的ではありません。

日本で働く外国人が増えている中、外国人が日本でサービスを提供する側になった時には自国文化との違いに戸惑うことも多いでしょう。日本で働く以上は日本の文化に慣れる必要があります。

接客
日本ではサービスを受ける場合、スタッフは笑顔で丁寧に接客してくれます。お客様は神様だと表現されるくらい顧客を大事にしていることが伝わります。外国人労働者は日本で過剰に店員が顧客に頭をさげて謝ったり、笑顔を作ったりしていることが理解できないかもしれません。

海外ではお客様は神様だという考えはなく、より良いサービスを求めるならチップを要求する国もあります。スタッフと顧客は対等な関係であるからこそ過剰に頭をさげることもなく、むしろ日本人には馴れ馴れしいと感じるようなフレンドリーなサービスを提供する人もいます。

無愛想な態度や仕事に集中していないと思われる態度などそれぞれの国で文化であり、その国では普通のことです。

衛生
日本の飲食店では定期的に衛生検査を行うなど衛生面において万全が期されています。日本においてきちんと衛生管理がされている飲食店ならば食中毒の心配もほぼありません。また、公衆トイレや街も清潔な方です。

海外で食あたりになったことのある人もいるでしょう。食べる物が悪かった場合もありますが、衛生状態が悪いことが要因である可能性も大いにあります。

海外では日本ほど衛生に関して過敏ではありません。スタッフの衛生に対する意識も低い場合が多いです。また、日本程生活インフラが整っていない国でも衛生状態が悪いことが多く、その環境での生活に慣れた外国人もたくさんいます。

日本人も外国人労働者を理解しよう
外国人労働者は言葉も文化も自国とは全く異なる日本で一生懸命働いています。もちろん日本人と接する機会の多い業種では日本語もある程度できなければなりませんが、言葉と共に日本文化も学ぼうと必死に努力しています。

雇用先は仕事の内容と外国人労働者の日本語水準を照らし合わせて雇用を決めるなどの配慮が必要だと言えます。日本語が必要な業種に日本語能力が十分でない外国人を雇うと、外国人も辛く不快な思いをするでしょう。

また、外国人労働者によるサービスを受ける日本人も客であるということを理由に無茶なことを言うことのないよう意識を高く持つべきです。特に相手が外国人の場合、日本人を相手にするよりも大きな態度になったりする人もいますが節度を持った言動をするべきでしょう。

(画像は写真ACより)
外国人雇用の事ならお任せください!